夏休みがやってきましたね。
病院の周りでも暑い中、楽しそうに自転車をこいで遊びに出かけている子供さんが増えてきました。
しかし保護者の皆さんにとっては心配なことも多い期間でもありますね。
今回は、油断大敵!夏休みにできてしまう虫歯の話です。
まずはこの図を見てください。
ふくもと歯科クリニックに来れられてる方にはおなじみの図だと思いますが、これはステファンカーブと言って、食事回数と虫歯の関係を表した図です。
まずは図の上段を見てください。
人が食物を食べると、お口の中のpHが中性から酸性に傾きます。そして30~40分経てばゆっくりと中性に戻っていきます。
こういうことがお口の中では食事のたびに繰り返されているわけですね。
しかし、そこにおやつなどをだらだら食べる時間を作ってしまうと図の下段のようになり、お口の中が酸性に傾く時間が長くなります。
その時に歯が溶ける=虫歯になってしまうわけです。
特に夏休みなどお家でいることの多い時期、このようなお口の環境になりやすいんですね。
じゃあ、どうすればよいのでしょうか?
まずは①食べたら歯を磨く
そして②おやつはだらだら食べずに時間を決めて食べる
ということが大事になってきます。
6月の歯科健診で虫歯の指摘をうけて完治した方、この夏休みは要注意ですよ!