ついに日本人から受賞者が出ましたね。
ノーベル医学生理学賞、京都大学の山中伸弥教授。
世紀の大発見、人工多能性幹細胞(IPS細胞)を開発されました。
このことは日本人として本当に嬉しく、そして誇らしく思います。
ところで歯科の分野でも、この細胞を用いて研究がされているんですよ。
それが歯の再生です!
現在、東北大学の先生方が研究をされています。
今は歯の表層にとどまっていますが、近い将来、歯が丸ごと再生される日がくるかもしれません。
今後の研究が楽しみですね!
高松市の歯科医院 ふくもと歯科クリニックのブログです
ついに始まりましたね。ロンドンオリンピック。
連日のテレビ観戦に、寝不足の方も多いと思います。
オリンピックで活躍中の選手の口元を注意して見ていると、
キラリと光るものを装着している方がいますね。
「マウスピース」
これは歯が折れたり口を切ったり、顎の骨を痛めないように保護をするための装置です。
また競技中の脳震盪を軽減したり、
この装置を噛みしめることによって強い瞬発力や集中力を生み出したりすることもできます。
そしてこの装置、実は歯科医院で作られているんです。
もちろんふくもと歯科クリニックでも作成可能ですよ。
職業柄なのか、競技の合間についつい口元を見てしまいます・・・。
オリンピック期間中、まだまだ寝不足の日々は続きそうですね。
がんばれニッポン!!
夏休みがやってきましたね。
病院の周りでも暑い中、楽しそうに自転車をこいで遊びに出かけている子供さんが増えてきました。
しかし保護者の皆さんにとっては心配なことも多い期間でもありますね。
今回は、油断大敵!夏休みにできてしまう虫歯の話です。
まずはこの図を見てください。
ふくもと歯科クリニックに来れられてる方にはおなじみの図だと思いますが、これはステファンカーブと言って、食事回数と虫歯の関係を表した図です。
まずは図の上段を見てください。
人が食物を食べると、お口の中のpHが中性から酸性に傾きます。そして30~40分経てばゆっくりと中性に戻っていきます。
こういうことがお口の中では食事のたびに繰り返されているわけですね。
しかし、そこにおやつなどをだらだら食べる時間を作ってしまうと図の下段のようになり、お口の中が酸性に傾く時間が長くなります。
その時に歯が溶ける=虫歯になってしまうわけです。
特に夏休みなどお家でいることの多い時期、このようなお口の環境になりやすいんですね。
じゃあ、どうすればよいのでしょうか?
まずは①食べたら歯を磨く
そして②おやつはだらだら食べずに時間を決めて食べる
ということが大事になってきます。
6月の歯科健診で虫歯の指摘をうけて完治した方、この夏休みは要注意ですよ!